Loading...

医学部生の進路とは(前編)

医学部生はどういう進路になるの?

医学部生はどういう進路になるの?

医学部生の進路は、医師を目指すのが一般的なキャリアパスです。

免許取得後の初期研修

医学部に入学すると、6年かけて基礎医学と臨床医学を学びながら、病院実習で経験を積んでいきます。この6年を終えて卒業できれば、医師国家試験を受験するチャンスを得ることとなり、合格後は晴れて医師免許の取得となります。ここからは、研修期間に突入します。はじめの2年は「初期臨床研修」といい、この期間の医師たちは「研修医」として一人前を目指すのです。

専門診療科の決定

「初期臨床研修」を受ける研修医は、同じ診療科で学び続けるわけではありません。色々な診療科をまわりながら、将来進みたい道を選択するための準備をし、研修期間の2年が終わるころに答えを出すことになります。

2012年に厚生労働省が発表したデータによれば、20代医師の診療科別人数は、内科、小児科、外科、消化器内科、循環器内科、整形外科、麻酔科、産婦人科、精神科、呼吸器内科の順に多くなっています。一度専門分野を決めると、その後に違う診療科に移ることは難しいため、診療科の選択は重要なものであるといえます。

後期臨床研修

専門とする診療科を決定しても、すぐに先輩医師と同じように働けるわけではありません。臨床研修を終えて研修医の肩書きが外れると、3~5年の後期研修を行っていくことになります。その際研修を受けた病院に残るか、別の病院に移るかを決定します。どちらを希望する場合でも病院に書類を提出し、小論文や面接、筆記試験などを受けて採用される必要があります。

後期臨床研修では、医師として外来診療や、外科系の場合は手術といったいわゆる「医師」と聞いて一般の人が思い浮かべる仕事のほとんどを行いながら、専門医として高度な知識や技術を習得します。そして後期臨床研修を終えればようやく、一人前の医師として働くことができます。その後は専門医や認定医の資格を取得し、開業医や勤務医としてキャリアを積んでいくケースが多くなります。これが医学部生の一般的なキャリアパスといえるでしょう。