医学部を受けるのに自宅浪人では難しいですか?

医学部を受験する上で、自宅浪人だけで合格するには難しいことがあります。 ではなぜ自宅浪人で医学部を目指すと、合格するまでの道のりが険しくなるのか、という理由をご紹介します。

面接や小論文は独学では上達しにくい

医学部の入試は学科試験と別に、面接や小論文によっての評価があります。面接や小論文は、人から的確なアドバイスを貰って直していくことが上達の近道です。
独学でも医学部受験用の面接や小論文の対応がまとめられた参考書があるため、面接や小論文に関する知識を増やすことはできますが、実際に人からフィードバックを受けなければ、なかなか上達できないのです。

難しい問題をわかりやすく教えてくれる人がいない

難しい問題をわかりやすく教えてくれる人がいれば、効率よく勉強を行うことができます。 しかし自宅浪人の場合は、学校や予備校に通っているのと違い、わからないことをすぐに聞ける先生がいません。
難解な問題であればあるほど理解するまでに時間がかかるか、理解できないままになってしまうことがあります 。医学部に合格するためも、効率よく受験勉強をこなし学力を上げる必要があるので、予備校の先生や家庭教師などから教えてもらうことが必要になります。

自己管理ができないと勉強をさぼってしまう

自宅浪人で自己管理ができないと、短時間の休憩のつもりがインターネットやゲームをしてしまい、勉強をさぼってしまう人もいるかもしれません。
自宅での勉強は誘惑が多く、人の目もないため勉強以外のことができてしまう環境です。
さぼりぐせが付いてしまうと、段々と勉強へのモチベーションも下がってしまい、学力を上げられないまま入試を迎えてしまうことになります。
そうなってしまうと他の浪人生や現役生との差が広がり、医学部合格がむずかしくなってしまうのです。

自宅浪人で医学部を目指す多くのライバルに打ち勝つには、上記のような問題を解決し十分な入試の備えが必要になります。
医学部を目指す上で、自宅浪人か予備校かで迷った場合は、自分の学力を考えた上でどうするか決めるようにしましょう。