浪人するメリットはあるの?

浪人生とは、現役時代に志望する大学に進学することができなかったため、次の入試に備え受験勉強を行っている人を指します。
とくに医師を目指している学生は、医師免許の取得のために医学部を卒業する必要があるため、現役合格できなかった場合は、浪人生となり次年の入試に備える必要があります。

浪人する2つのメリット

やむをえず浪人となってしまったとしても、悲観的になる必要はございません。
浪人するメリットとして「勉強に専念できる」、「自分を成長させられる」という2つが挙げられます。
以下に詳しくご紹介しましょう。

1年間じっくり勉強に専念できる
浪人することで現役時代に足りなかった勉強時間を確保することが可能です。
次の入試までの1年間で、現役時代に苦手だった科目や、十分に理解できていなかった科目を勉強し直して、入試に挑むことができます。
とくに浪人は、学生のときよりも勉強する時間配分に緩急を付けられるという点が強みです。
増えた分の時間を学習だけではなく、休憩や睡眠に活用して効率よく勉強を行うことも可能になります。
自分を成長させられる
自分の意思を貫いて志望する大学に合格できれば、学力とともに自分を成長させる経験となります。
浪人生はさまざまなプレッシャーや誘惑を跳ね除けて、志望大学に合格するためにハードな勉強漬けの日々を送らなければなりません。
しかし困難な道を乗り越えることで、学力だけではなく精神的にも自分を高めることができます。
これに加え、自己管理能力も身に付くということも利点の1つに数えられます。
自分の成すべきことを把握して、しっかりとした計画を立てることにより、自らを律する力が養われるのです。